折から季節外れの台風が襲来し出発予定の前日まで那覇空港は閉鎖状態で大会は延期となっていました。延期予定日は半年前から準備してきたこちらでのプレ大会の日。
既に何十人というスタッフや市内外の関連団体に根回ししてあるイベントだからこちらは変更できないので沖縄での大会参加はキャンセルやむなしと考えていました。
ところが出発前日の午後になって台風が去って翌日は飛行機が飛ぶとのこと、急遽行けることになりました。
男性なら簡単だけど女性陣はそれなりに準備がたいへんだったでしょう。
そんなことで総勢9名無事沖縄に着き、その晩は前夜祭会場に入りました。
とにかくびっくり、沖縄料理、琉球民謡と踊りでの歓迎を受け、さすが観光立県、沖縄でした。
翌日はいよいよ全国大会、金武(きん)町の会場にはおそらくスタッフが前夜遅くまで準備したらしく体育館は歓迎ムードいっぱいの雰囲気にあふれていました。全国から集まった約240人を前にオープニングのダンスが始まり次第に会場はひとつに打ち解けてきました。
地域を越え、世代を超え、障害を越え、まさにバリアフリーの祭典が実現しました。
懇親会はテーブル上の料理は質素でしたが、それがかえって幸いし心からの親睦交流を深める場となりました。これは今後の大会懇親会のモデルになるでしょう。
次回の全国大会を引き受けたこちらとしては、観光資源にあふれ、もてなし上手な沖縄並の大会を企画することは重すぎます。
しかし発想を転換することはできます。無いものねだりではなく、あるものを活かすことです。
資金は無くても人はいます。福祉にかかわる団体もあります。
バリアの意味を広く捉えれば多くの団体の協力が得られます。
全国からアプローチしやすい地の利もあります。
あとはこれからみんなで考え知恵を出すことでしょう。
めざそうバリフタウン事務局 伊藤
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